スピード矯正
高度な技術で治療期間の短縮を実現しました
「スピード矯正」とは、その名のとおり通常より短期間で行う矯正治療です。歯の矯正には1年半~2年以上となることもありますが、当医院ではその2分の1 から4分の1、あるいは半年で終了することができます。スピード矯正は特別な病気がない限り、基本的には16歳以上のどなたでも受けられますが、期間や治療方法などはケースによって違いますので、当医院の専門医にご相談ください。
ここでは、当医院のスピード矯正の治療法をご紹介します。
コルチコトミー併用矯正
どんな治療?
コルチコトミー(皮質骨骨切開術)は、歯を支える歯槽骨の表面にある骨に少し切れ目を入れ、歯を動きやすくする方法です。成人矯正の場合、骨が硬く緻密なため歯の移動が難しかったのですが、この方法により歯が動きやすくなり、飛躍的に短期間で矯正が行えるようになりました。ただし、高い技術力を要する外科的手法を用いるため、日本国内でもコルチコトミー併用矯正を行えるのは一握りの医師に限られています。ちなみに、これは日本発祥の治療法で、アメリカでも最近はこれに似たような手法で治療が行われ始めています。
メリットは?
最短6ヶ月と治療期間が短縮されることでしょう。また、一度切られた骨は、自然治癒力により前よりも丈夫になります。矯正後の後戻りが縮小されるなどのメリットもあります。
コルチコトミーの手術について
手術というと大げさですが、正味2~3時間程度の簡単なものです。日帰りで、手術当日から普段どおりの食事もできます。
※痛みや腫れについては個人差があります。
37歳男性の例です。スピード矯正により約6ヶ月で矯正しました。
インプラント矯正
どんな治療?
矯正治療専用のインプラントを使用する治療方法です。歯の近くの骨に、ビス状やプレート状の「アンカーインプラント」を埋め、それを固定源として通常より強い力を加えて矯正することができます。
メリットは?
通常より強い力で複数の歯をまとめて矯正できるため、治療期間が短縮されます。また、一般治療では限界のあるような歯の移動を可能にしました。
治療前と治療後です。約2mm程のスクリューが入っています。
舌側(ぜっそく)矯正
「見えない矯正」で治療に専念できます
矯正治療でもっともネックとなるのが、矯正装置でしょう。口をあけたときにギラっと光る歯を見られたくないため、治療に二の足を踏む方も多いと思われます。当医院では、矯正装置を内側につける「舌側矯正」(裏側矯正)を行っています。
どんな治療?
矯正装置(ブラケット)を歯の裏側につけるので、身近な方たちにも気付かれることなく治療が行えます。この治療には高度な技術が必要で、当医院でも、患者様の歯やアゴの状況などを綿密に検査して熟知し検査と診断に時間をかけて進めます。特別な技術を習得した矯正専門医が治療を行っておりますので、どなたでも安心してご相談ください。
メリットは?
矯正装置が表からは見えないので、人目を気にせず治療に専念できます。舌側ということで、多少話し辛いこともあると思いますが、2~3週間で違和感にも慣れるので問題はありません。
1) 矯正装置が歯の内側に装着されています
2) 前から見ると、矯正装置は目立ちません
一般矯正
目立たない透明ブラケットの使用もできます
矯正装置(ブラケット)を歯の表側に装着し、そこにワイヤーを輪郭づけして歯を動かす従来の矯正法で、1年~2年かけてじっくりと矯正していきます。以前は、金属製のブラケットが主流でしたが、当医院では透明のブラケットも使用しています。ぜひご相談ください。
2年2ヶ月でここまで美しい歯並びになりました。スピード矯正なら1年以内で矯正可能です。