歯列矯正の症例1
当医院の矯正治療の最大の特徴は、「スピード矯正」。つまり通常より短期間で終わる矯正治療のことですが、実はこの言葉は一般の方はおろか歯科医師でさえもあまり聞きなれない言葉なのです。矯正治療は治療期間が長く、とくに成人してからの矯正治療は1年半~2年以上と長期間になるのが一般的です。しかし当医院のスピード治療なら治療期間は通常の4分の1~2分の1、場合によっては半年で治療が終わることもあります。それは、簡単な外科的手法(コルチコトミー併用矯正・アンカーインプラント併用矯正)を用いて大きく距離を移動させることができるようになったため、驚くべきスピードで治療の短縮が可能となったからです。この治療は、世界でもほんの一握りの歯科医師しかすることができない高度な治療です。
患者様は、27歳の女性です。結婚式に間に合いたいとの事でした。通常なら、2年ほどかかるところでしたが、スピード矯正でしたので、8ヶ月で矯正治療は終了です。
歯列矯正の症例2(コルチコトミー併用矯正)
コルチコトミー(皮質骨骨切開術)は、歯を支える歯槽骨の表面にある骨に少し切れ目を入れ、歯を動きやすくする方法です。成人矯正の場合、骨が硬く緻密なため歯の移動が難しかったのですが、この方法により歯が動きやすくなり、飛躍的に短期間で矯正が行えるようになりました。
37歳男性の例です。スピード矯正により約6ヶ月で矯正しました。
歯列矯正の症例3(インプラント矯正)
矯正治療専用のインプラントを使用する治療方法です。歯の近くの骨に、ビス状やプレート状の「アンカーインプラント」を埋め、それを固定源として通常より強い力を加えて矯正することができます。
通常より強い力で複数の歯をまとめて矯正できるため、治療期間が短縮されます。また、一般治療では限界のあるような歯の移動を可能にしました。
治療前と治療後です。約2mm程のスクリューが入っています。
歯列矯正の症例4(舌側ぜっそく矯正)
矯正治療でもっともネックとなるのが、矯正装置でしょう。口をあけたときにギラっと光る歯を見られたくないため、治療に二の足を踏む方も多いと思われます。当医院では、矯正装置を内側につける「舌側矯正」(裏側矯正)を行っています。
1) 矯正装置が歯の内側に装着されています
2) 前から見ると、矯正装置は目立ちません