2012年01月27日
唾液の役割
今日は唾液のお話です!
まず唾液の働きですが、
?消化作用:唾液アミラーゼという唾液中の酵素の働きでデンプンを分解します。
?咀嚼、飲み込みの補助作用
?円滑作用:口の中を湿らせて、発音をスムーズにします。
?溶媒作用:食べ物を溶解し、舌で味覚を感じさせます。
?自浄作用:食べ物のカスや、細菌を洗い流します。
?抗菌作用:リゾチーム、ペルオキシターゼ、ラクトフェリンが病原性微生物 に抵抗を示します。
?緩衝作用:食べ物を食べた時等に起る、急激なpH変化を防ぎます
?歯にカルシウムやリン等のミネラル分を補給します。
唾液にはこのような働きがあり、口の中や歯、歯茎を守ってくれる働きがあります。
写真は当院で行っている、唾液検査の検査キットです。唾液の緩衝能(?の働き)や唾液の分泌量が測定出来ます☆
大人になると唾液の組成にも変化があり、量も少なくなったりします。こうした経年変化に応じたケアをしていく事で、口の中の様々な病気の予防につながります。是非、一度唾液検査受けてみはいかがですか。
いい歯でいきいき元気☆☆☆
【記】歯科衛生士:安田