デンタルクリニックのミッション
「コンプレックスを自信に変えるインプラント治療」とは
「治療後には、歯が無かった方が、長期的な安定が期待できる健康的な口腔内環境を手に入れ、自信を持って人生を送ることができるようなインプラント治療を行いたい」という理念をもって診療に臨んでいます。
そのためには、一番大切なことは患者さんの言葉にじっくりと耳を傾けることだと確信しています。そうすることで、一方通行でない解決方法を一緒に見つけ出すことができるのです。
私は最初のご相談も含め、お会いするたびに、多くの時間を患者さんのお話を伺うためにとります。治療に対して、同じ価値観、方向性を認識することが、いい結果に結びつくための最良の方法だと思います。
その上で、以下のようなコンセプトで歯科治療を行っています。
私は、長期的に予後の良い歯科治療とは、
1:顎関節
2:咀嚼筋
3:噛み合わせ
上記の3つの要素が良好なバランスで組合わさっていることが必要と考えています。
さらに、長期的に予後の良いインプラント治療とは、上記の3つの要素の他に、
4:力学的にバランスの良いインプラントの配置
5:インプラント周囲に十分な骨、歯肉の存在
6:長期使用(できれば25年以上)の実績があるインプラント
7:精密な歯科技工
の4つの要素が加わると考えます。
インプラントに携わる多くの歯科医師は、上記の4と5の外科的な側面に興味を持っていますが、他の要素はおろそかになっているようです。それは、元来、インプラント治療が口腔外科を起源としているからだと思います。開発当初は、無歯顎患者(歯が全くない方)のみが治療の対象になっていて、「とりあえず入れ歯が動かずに噛めればいい」ということがゴールだったのです。
インプラントの開発から半世紀が過ぎ、現在、治療ゴールの見直しが可能になってきました。これまでは、1、2については肉眼での確認が難しいために、歯科医師の中では苦手分野になっていました。そのために、歯科治療が原因の顎関節症が潜在的には凄く多いと言われています。
ですが、現在では、CTの開発、普及によって、顎骨、顎関節の状態確認が視診的に可能になったことにより、上記の7つの要素を含むインプラント治療が可能になってきた新しい時代の始まりと考えられます。
私は、最新のデジタル機器を有効に使いこなしながら、豊富な経験と知識と技術で7つの要素をもつインプラント治療を行っています。例えば、顎関節の検査において、触診による痛み、雑音のチェック、顎運動の観察、開口量の測定などはアナログ的な要素ですが、CTによる顎関節の形態、上顎骨と下顎骨の位置関係などのX線での確認は、デジタル的な要素です。
歯科治療も含め医療分野は、新しい側面と古くからの普遍的な側面の両方を持っています。そこで、当クリニックは、最新の器械やシステム、最新の治療方法を普遍的な概念、蓄えた経験を駆使して融合させることによって、今まで以上に長期的に安定したインプラント治療を目指しています。
お気軽に何でもご相談ください。私たちと患者さんの二人三脚で問題に立ち向かえば、必ずいい方向へ向かいます。
一人でも多くの方の口腔内のコンプレックスが自信に変わるように、私を含め、スタッフ一同、精一杯のことをさせて頂きます。